
ライティングに要点が加わる前に滑り込みで受験してみた

改訂される前に

従来型は2024第1回の6月実施分から、ライティングに要点問題が追加されることになりました。
今のうちに合格しないと追加学習が発生してしまうという焦りがあります。
昔から文の組み立てが苦手なので、要点問題が追加されるのは自分にとって致命傷でした。
S-CBTのテキスト購入

基本勉強の仕方は従来型と同じでよいという声を聞きますが、不安でした。
英検協会S-CBTのサンプルをやってみたものの準一級に特化しているわけではないため、これだけでの対策は不十分に感じました。
それにパソコン操作も不得意とあります。
S-CBTに関して一連のパソコン操作になれておく必要があります。
そこで、S-CBT専用のテキストを購入することにしました。
ネット検索したところS-CBTのテキストって種類がなくて選べないんですね。
結局、大手の旺文社のテキストを購入することに決定。
「英検SーCBT専用 英検準1級予想問題ドリル」です。
実際のところ、こちらのテキストに購入は正解でした。
一連のPCでの操作方法を確認できました。
S-CBTの心構えを検索

初めてのことで不安だったのでS-CBTの心構えをネット検索しまくりました。
注意することが従来型より多めという印象です。
実際当日私がチェック&指摘された例を挙げると
腕時計着用していないか
ポケットの中に物が入っていないか
マスクをずらしての本人確認
鉛筆のキャップを装着していないか
ティッシュの所有をしていないか
首に巻いていたタオルはNG
等です。
受験日の時間指定なしの地区

S-CBTは日にちだけでなく時間も選べると思っていたら、昼開始の選択肢しかありませんでした。
一般の従来型準一級試験は午前中開始で慣れていたので、当てが外れてしまい残念です。
それに午前中の方が眠くならないので出来れば午前中の試験が希望でした。
スタッフから注意されまくり

‘S-CBTの心構えを検索`で挙げましたが、従来型より本当に持ち物検査が厳しかったです。特に以下の2点が辛かったです。
一つ目は首のタオルを外す必要があったことです。
春ではありますが、私は暑がりで汗が垂れてくるためタオルが必需品でした。
タオルを外すよう指示されたときは不安しかありませんでした。
案の定テスト中、汗垂れまくりです。
もう一つは装着していたマスクをずらしての顔確認です。
顔を見せるのに抵抗がありました。
なぜならこの時鼻血が出ていたからです。
初めてS-CBTを受けるということで、舞い上がっていたせいでしょうか。
鼻血がなかなか止まらず左の鼻に丸めたティッシュを詰めていました。
また、日常でのマスク装着がマストになっていたという理由もあります。
以上のようなストレス抱えながらも何とかテストを終えました。
受験生で最後まで部屋にいたのは私だけでした。
散々へまをしてきたので最後ぐらいは失敗なく教室を後にしたいです。
マークシートの解答用紙他全部で4枚の用紙をファイルに入れ、スタッフに渡して終了。
となるはずでした。
4枚の用紙の入ったファイルをスタッフに渡すなり言われました。
「今回はこのままファイルを受け取りますが、次回から指定された順番にファイルに入れて下さい。」
順番?
PCの横にファイルに書類を入れる順番の記載がありました。
完全に見落としです。
トラブルに始まりトラブルに終わった一日でした。
自分にとってのS-CBTのメリット

トラブル続きで受験終了後はかなり疲弊してしまいましたが、S-CBTならではのメリットもあります。
・筆記試験よりゲーム感があり最後まで飽きずに眠くならずに取り組める
・マークシートを塗りつぶさなくていいので、その分の時間を長文問題にまわせる
・スピーキング自体初めての体験でしたがリアル試験官でないため、比較的緊張しない
・何よりこの年のこの月がライティングの要約を新たに学習せず受験できる最後のチャンスでした
メンタルやられた

予めネットでS-CBT受験時の注意事項は調べていったのですが
度々予想だにしなかった事態に遭遇し戸惑うばかりでした。
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まとめ

私にとっては従来型は体力的疲労が大きく、S-CBTは精神的疲労感の方が大きかったです。
住居地の県にS-CBT会場が一か所しかなく、住居地の近くにある従来型の会場への移動に比べると大変でした。
結果はというと、S-CBT受験は不合格に終わりました。
次回は従来型に戻って受験します。
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